ガウンテクニック、本当にできてる?失敗談から学ぶ正しい10ステップ

現場スキル・技術向上
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📖この記事は約6分で読めます
ガウンテクニック、正しくできていますか?
私自身の失敗談も踏まえ、基本10ステップと現場で意識したいポイントをお伝えします!

ガウンテクニック、正しくできていますか?

  • ガウンテクニックの正しい手順が気になる

  • ポイント、うろ覚えかも…?

  • コロナだけじゃなく、インフルエンザも流行るし改めて確認しておきたい

こんなふうに感じている方へ。


☑ 本記事のテーマ

今回は、

ガウンテクニックの10ステップ手順と、押さえるべきポイント2選
についてまとめました!

実は私アギト──
事業所内研修の「抜き打ちテスト」でガウンテクニックの基本を抜かしてしまい、【主任】として恥ずかしい思いをしたばかりです(笑)

そんな経験も踏まえて、リアルな視点でお伝えします!


☑ 記事の信頼性

この記事を書いているのは──

☑ 読者さんへの前置き

この記事を読むことで、

✅ ガウンテクニックの目的
✅ 正しい手順とポイント

を押さえながら、実践に活かせる内容がわかります。

ぜひ、支援現場や日常で役立ててください😊

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ガウンテクニックの目的:自身の感染リスクや病原体運び屋(媒介)防止

ガウンテクニックの本当の目的とは

ガウンテクニックのいちばんの目的は、
介護士自身が感染するリスクを防ぎ、病原体の媒介者(運び屋)にならないようにすること
です。

当たり前のように聞こえるかもしれませんが──
ガウンを着ることそのものが目的ではありません!


これを読んで、

「そんなの分かってるよーん」

と思った方も多いでしょう。
正直、私アギト自身も、最初はそう思っていました。

でも…どこかで、
ガウンを防弾チョッキのように誤解し、「とりあえず着ていれば安心」と感じていなかったか?
今、振り返ると思うのです。

オリンピックの精神になぞらえて──

「着ることに意義がある!」

と無意識に思っていた方、もしかしていませんか?


では改めて、こう問われたらどうでしょう。

「今、完璧にガウンテクニックを実践できますか?」

胸を張って「はい!」と言える人、どれくらいいるでしょうか?


私アギトも、
事業所内研修で動画を見て、軽い講義を受けただけで、
「だいたいできるだろう」とタカを括っていました。

でも──

遠足で言うところの

「帰るまでが遠足」

と同じように、
「適切な手順で取り外すまでがガウンテクニック」です。


案の定、先日の事業所内研修でモデルを務めた際、
私はいくつもの基本事項を抜かしてしまい、
【一主任】として非常に不甲斐ない思いをしました。


もちろん、
【完璧な手順でなければすべて無意味】
とまでは言いません。

ですが、
基本が抜ければ抜けるほど、感染リスクは確実に高まります。
そして、ガウンテクニック本来の目的──
「利用者さんを守ること」が果たせなくなってしまうのです。


自分が恥をかくだけなら、まだ良い。

しかし、もしそれが原因で

  • 自分が感染してしまう

  • 感染を拡げてしまう

  • 利用者さんの命を危険に晒してしまう

そんな事態を想像すると──
「これはヤバい」と心底思いました。

だからこそ、今回、改めて【ガウンテクニックの基本】を整理しようと決意しました。


最後に

✅ すでに習得済みの方は、再確認として
✅ 少しでも自信がない方は、利用者さんを守るために

このまとめが、少しでもお役に立てたら嬉しいです😊

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ガウンテクニックの大まかな10の手順

ガウンテクニックでは、消毒・手袋・ガウン・マスクの着脱を正しい順番で行う必要があります。
手袋2枚を装着する場合の大まかな流れは、次のとおりです。

【装着の手順】
① 手指消毒
② 手袋1枚目の装着
③ ガウンの装着
④ マスクの装着
⑤ 手袋2枚目の装着

【取り外しの手順】
⑥ 手袋2枚目の取り外し
⑦ ガウンの取り外し
⑧ マスクの取り外し
⑨ 手袋1枚目の取り外し
⑩ 手指消毒


このように、大まかな手順だけでも10ステップあり、やや複雑です。
ここからさらに、具体的な注意点についても見ていきましょう。

上記は、公式「全国老人福祉施設協議会」説明動画を参照していますので、随時公表される正しい最新情報を参考にするなど、必ず確認をお願いします
【新版】新型コロナウイルス感染予防 ガウンの着脱方法 – YouTube
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具体的な手順

【装着の手順】

① 手指消毒
・消毒液をしっかり手全体にすり込み、乾くまで待つ

② 手袋の装着(1枚目)
・手にフィットするサイズの手袋を着用する

③ ガウン装着
・ガウンの裾が床に触れないように注意して装着する
・1枚目の手袋は【ガウンの袖の内側に入れ込む】

④ マスク装着
・マスクをしっかりつけ、鼻の部分を押さえる

⑤ 手袋の装着(2枚目)
・1枚目よりワンサイズ大きめの手袋を装着する
・2枚目の手袋は【ガウンの袖口を覆うように】装着する


【取り外しの手順】

⑥ 手袋の取り外し(2枚目)
・一方の手で、もう一方の【手のひら側】をつまみ、手袋を丸める
・丸めた手袋を持ったまま、反対の【手袋内側】に指を入れて外し、廃棄する

⑦ ガウンの取り外し
・首の後ろから手を入れて、ガウンを引きちぎる
・一方の手で、反対側の【袖の内側】に指を入れ、手を抜きながら袖口を丸める
・丸めた手で、もう一方の【袖の外側】を引っ張り、腕を抜いて丸める
・両手で【ガウンの外側】を持ち、腕を抜きながら上から下へ巻いていく
・巻き終えたガウンは、外側に触れないよう注意して三つ折りし、廃棄する
・ゴミ箱の縁には触れないように注意する

⑧ マスクの取り外し
・【マスクの前面には触れず】に、紐部分を持って外し、廃棄する

⑨ 手袋の取り外し(1枚目)
・一方の手で、もう一方の【手のひら側】をつまんで外し、丸める
・丸めた手袋を持ちながら、反対の【手袋内側】に指を入れて外し、廃棄する

⑩ 手指消毒
・消毒液をしっかり手全体にすり込み、乾くまで待つ

 

動画での分かりやすい手順は、公式「全国老人福祉施設協議会」説明動画を参照
【新版】新型コロナウイルス感染予防 ガウンの着脱方法 – YouTube

アギト的【ここがポイント】2選

①手袋装着のタイミング

手袋を装着する順番は、「手袋の枚数」によって変わります。

◆ 手袋を2枚装着する場合
→ 手袋(1枚目) → ガウン → マスク → 手袋(2枚目)

◆ 手袋を1枚装着する場合
→ ガウン → マスク → 手袋(1枚目)

いずれの場合も、
✅【一番外側の手袋でガウンの袖口をしっかり覆う】
ことが大切なポイントです!


ちなみに──
私アギト、事業所内研修でこの

  • 手袋とガウンの装着順番

  • 外側の手袋でガウンの袖口を覆うこと

を、まんまと間違えました(笑)

誰にでもあることなので、落ち着いて順番を覚えていきましょう!

 

②手袋とガウンを取り外す際の触れる位置

【② 手袋・ガウン取り外し時のポイント】

取り外すときに重要なのは、
「外側を触るか、内側を触るか」 という点です。

◆ 手袋の場合
→ 最初の手袋は【外側】を触って取り外す
→ 次の手袋は【内側】を触って取り外す

◆ ガウンの場合
→ 最初の袖は【内側】を触って抜き取る
→ 次の袖は【外側】を持って抜き取る

✅ 覚え方はシンプルに
【外・内・内・外】
です!


さらにイメージしやすくするために──

手袋とガウンの【外側】には、あたかも「ペンキ(=菌)」がベッタリついていると思ってください。
このイメージで、**触っていい部分(内側)と、触らないようにする部分(外側)**を意識すると、判断がしやすくなります!


ちなみに…
私アギトはこの

  • 手袋とガウンの取り外し順番

  • 触れる位置(外か内か)

も、事業所内研修でしっかり間違えました(笑)


もちろん、手袋やガウンの着脱には他にもたくさん細かいポイントはありますが──

✅ この【順番と触る位置】だけは、最低限頭に入れておきましょう!

 

まとめ

ガウンテクニックのいちばんの目的

介護士自身が感染するリスクを防ぎ、
さらに病原体を運んでしまう「媒介者」とならないようにすることです。


アギト的【ここがポイント】2選!

🔹ポイント①:手袋装着のタイミング

  • 手袋を2枚装着する場合
     手袋(1枚目)→ ガウン → マスク → 手袋(2枚目)

  • 手袋を1枚だけ装着する場合
     ガウン → マスク → 手袋(1枚目)

✅ どちらの場合も、【一番外側の手袋でガウンの袖口をしっかり覆う】ことが大切です!


🔹ポイント②:手袋とガウンの取り外し時に触れる位置

  • 取り外すときは、「外側」を触るのか「内側」を触るのかが大きなポイント。

  • 手袋の場合
     → 先に外す手は【外側】、後に外す手は【内側】

  • ガウンの場合
     → 先に外す袖は【内側】、後に外す袖は【外側】

✅ 覚え方は【外・内・内・外】です!


✨まとめ

今回は、ガウンテクニックの中でも特に大切な

  • 手袋の装着タイミング

  • 手袋・ガウンを取り外すときに触れる位置

についてお伝えしました!


この記事を読んで、

「ガウンテクニックのポイントが理解できた!」
「清潔と不潔を意識して取り外すことが大事なんだな!」

──そう思ってもらえたら、とても嬉しいです😊


🌟 最後に

自分次第で、現場は必ず輝く!

~I’m proud to spend time with you~

やるぞ、やるぞ、やるぞーーー!!!

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