リーダーに必要な素質とは何かが気になる人
チームをまとめる時に一番大切なことって何だろう??
私の上司ってリーダーとして正しいのかしら??
こういった疑問に答えます
☑本記事のテーマ
あなた、もしくはあなたの上司はこんな【間違ったマネージメント】をしていませんか??正しいマネジメント方法を知ることで【現場職員の自主性が向上した】話
☑記事の信頼性
この記事を書いているのはこういう者です
●事業所内の「より良い職場作り」という多職種全員参加のプロジェクトリーダーを担当中で、メンバーから70%以上のポジティブな評価を継続している
●年間約1000時間以上をライフハック(仕事術・生活術)関係の情報収集
●この1年で30冊以上の科学的根拠に基づいたライフハック本を読破
☑読者さんへの前置き
この記事を読むことで
●すぐに活用できるマネジメント方法1つ
について私アギトの実体験と共に、具体例や根拠を踏まえて知ることができます
一番のメッセージ:リーダーに最も大切なのは【やりがいのある仕事の進捗の手助け】
最も大切な仕事とは
です
進捗の手助け??
なぜ進捗のサポートが必要かというと
その理由について本書では
●進捗は達成感や自尊心、そして仕事や組織へのポジティブな認識に繋がるから
●素晴らしいパフォーマンスを発揮するのに重要なモチベーションや深いエンゲージメントの糧となるから
とされています
これを聞くと
進捗のサポート??そんなことより【評価】とか【具体的な報酬】とかの方が重要なんじゃないの??
と疑問に思った方もいるかもしれません
結論、最も大切なことは「進捗のサポート」です
私アギト自身も、仕事が進むことよりも評価されることや具体的な報酬の方が重要だと思っていました
しかし、この本での研究結果では次のことが分かっています
研究概要
●仕事当日の【認識】【感情】【モチベーション】に対して自己採点を求めた
●最も気分の良かった日々と最も気分の悪かった日々を比較
研究結果
●最悪の日々はこの裏返しで、【やりがいのある仕事の進捗】は25%しか記されておらず、反対に【進捗の障害】は67%も記されていた
●最良の日々と最悪の日々において、これほど大きな対照性を見せる二対の出来事は【進捗】以外に他にはなかった
逆に、仕事に障害が発生していれば、ひどい気分だと感じている可能性が高いということである
よって、研究結果からチームをまとめるときに最も大切なのは
と言えるのです
この本から活かせる3つのこと
この本では様々な有益な情報が書かれていますが、絞るとすれば、以下の3つです
①チームメンバーがやりがいを感じている業務を知ること
リーダーはチームメンバーがやりがいを感じている業務を知る必要があります
なぜなら、進捗のサポートが効果を発揮するには、その仕事がチームメンバーにとって「やりがいのあるもの」でなければならないからです
与えられている業務の中で既にやりがいを感じられていることがあれば、まずはヒアリングなどをして、それが何なのかを知りましょう
そのやりがいのある業務の進捗をサポートすることで、達成感が味わえたり、業務や職場に対してのポジティブな【認識】【感情】【モチベーション】をもたらすとされています
②チームメンバーに与えられている業務の価値を伝えること
リーダーはチームメンバーにその仕事がどのように役立っているかを伝える必要があります
なぜなら、先述のとおり、進捗のサポートが効果を発揮するには、その仕事がチームメンバーにとって「やりがいのあるもの」でなければなりませんが、時にリーダーがチームメンバーの仕事の価値を失くす行動をしていることがあるからです
具体的には、最も重要なのは、リーダーがメンバーの仕事の価値をなくす行動を避けることだとされ、以下の4つになります
②チームメンバーの仕事から当事者意識が失われること
③チームメンバーが従事している仕事に対して「日の目を見ないのではないか」と疑念を抱かせること
④チームメンバーの具体的な作業に対して「自分にはもっと能力があるのに」と感じさせてしまうこと
逆に言うと、上記のような行動をリーダーがしっかりと避けることで、メンバーが仕事の価値を感じられることに繋がります
その仕事がどのように役立っているかを伝えると同時に、価値を失くす行動には気をつけましょう
③業務ややりがいのある仕事が進むように進捗をサポートすること
具体的なサポートの方法として7つが紹介されていますが、特に重要だと感じる3つについて、そのメリットとそれをしないことによるリスクに分けて紹介します
①明確な目標を設定する
明確な目標を設定するメリット
明確な目標を設定しないことのリスク
②自主性を与える
自主性を与えるメリット
●より創造的になる
自主性を与えないことのリスク
つまり「上司の判断を待ってチェックしてもらわなければならない」ということはそれだけ、業務を進むことを阻害しているということです
リソース(必要な設備、資金、人材、時間)を提供する
●リソースを提供することのメリット
●組織がチームメンバーの仕事を重要視しているというシグナルになる
●リソースを提供しないことのリスク
アギト的実践効果:現場の【自主性尊重】で自己効力感が向上
私アギトが本書を元に特に活用して効果を感じるのは「自主性を与える」です
これは、本書のポイントである「仕事の進捗をサポートすること」の具体的な方法として挙げられていることです
具体的には
ということです
また、大掛かりな取り組みにおいても、同じことを意識しています
例えば、今現在、食事の時間を充実させるために食事介助の全体の流れや方法、それに伴う前後の介助の動きを見直すことをしています
本来であれば、主任である私も積極的に介入しても良いのですが、中心となるメンバーが職場の中堅ということもあるので、基本的なチャレンジには口を出さないようにしています
こう聞くと
誤った判断をする心配は無いの??
これに関しては、確かに、チャレンジの結果、失敗することもあるとは思います
また、最初から自分が介入していれば、経験則やデータからリスクのあるチャレンジや非合理的なアイディアを多少取り除けるかもしれません
しかし、個人的には、このチャレンジにこそ価値があると感じています
もし、私が介入し、メンバーの提案のリスクを予測し取り除いたとしても、よっぽどの非合理性やデメリットが提示できない限り、メンバーにとって
があります
それは、長い目で見たら大きな損失だと思います
なので、明らかなリスクや明白なデメリットが無い限りは、まずはチャレンジしてみて
失敗したときに
次企画するときはこの点をしっかり覚えておこう
と伝えたり
次企画するときに
この点で前も失敗したからそれを含めて検討してみましょう
と示すことでチームメンバーの成長を育むことのほうがメリットが大きいと考えます
それに個人的に介護の現場で新たなことにチャレンジすることについて
と思います
その中で、最初からわずかなリスクやリーダーの経験則による不安点だけで、提案や決断といった貴重な成長の機会を奪ってしまうことは長期的な損失に感じます
よって、私アギトの個人的な意見としては、この書籍の「自主性を与える」ことは重要であり、リーダーが現場で意識することで
●自己効力感を向上させる
●創造性が増す
●決断力を育む
などの好材料に繋がると思います
実際、先述した食事を充実させるための取り組みにおいても
●メンバー自身で工夫やアイディアを考えることで創造性を促す
●成功体験を積むことで自己効力感を育む
●組織の課題を自己の課題として捉えるといった責任感を養う
など、とてもポジティブな様子が見られています
チームメンバーを引っ張る立場にとっては、自主性を与えることでの不安もあるかとは思いますが、過度な干渉は見直すことでのメリットを是非感じて頂ければと思います
まとめ
一番のメッセージ:リーダーにとって最も大切な仕事とは
この本から活かせる3つのこと
②チームメンバーに与えられている業務の価値を伝えること
③業務ややりがいのある仕事が進むように進捗をサポートすること
具体的なサポートの方法として特に重要だと感じる3つ
②自主性を与える
③リソース(必要な設備、資金、人材、時間)を提供する
アギト的実践効果:現場の【自主性尊重】で自己効力感が向上
具体的には
それにより、実際のチームメンバーの取り組みにおいても
●メンバー自身で工夫やアイディアを考えることで創造性を促す
●成功体験を積むことで自己効力感を育む
●組織の課題を自己の課題として捉えるといった責任感を養う
など、とてもポジティブな様子が見られている
以上を紹介しました
ということで
この記事を読んで
上司にサポートしてもらえるように取り入ってみよ
と少しでも考え方の参考になってくれれば嬉しいです
それでは
自分次第では現場は輝く☆
~I’m proud to spend time with you~
やるぞ、やるぞ、やるぞーーー
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