リーダー的な立場にいる人
リーダーとして、チームをまとめていくためには、何が大切なんだろう??
リーダーシップとマネジメントってよく聞くけど、どういう意味??
こういった疑問に答えます
☑本記事のテーマ
②リーダーシップの役割は、立場によって変わる
☑記事の信頼性
この記事を書いているのはこういう者です
・事業所内の「より良い職場作り」という多職種全員参加のプロジェクトリーダーを担当中で、メンバーから70%以上のポジティブな評価を継続している
・毎月1~2冊はチームマネジメントやスキルアップの書籍を購入し、直近1年では20冊程度を読み進め、情報収集をしている
☑読者さんへの前置き
本記事では
・リーダーとしてチームをまとめる際に、大切なことを知りたい
・リーダーシップとマネジメントの違いを知りたい
という方に向けて書いています
☑この記事を読むことで
・リーダーシップとマネジメントの違い
についてを知ることができます
主任を任されたときに、自分がどうあるべきか悩みに悩みながらも、数々の書籍を読む中で見つけた共通点を元に
私アギトが、リーダーにとって大切なことについて、この記事を執筆します
☑記事の注意点
リーダーとは父親、マネジメントとは母親
リーダーとは父親のようなもので、マネジメントとは母親のようなもの
これは、講演家「鴨頭嘉人」さんの有名な話で、私アギト自身、一番しっくりきた例え話です
どういうことかを説明していきます
リーダーシップとは、ゴールを指し示す人のこと
具体的に言うと、そのままだったらメンバーが行ってしまう場所とは違うところに連れて行き、辿り着いた時に感謝される人のことです
例えば、「皆にどこに行きたい??」と聞いたときに、皆が「ディズニーランド」と言ったときに「よし分かった!富士山に行こう」という人のことです
これを聞くと
え??いや、そんなリーダー無茶苦茶でしょ
と思う方もいるかもしれません
でもよくよく考えてみてください
皆が行きたい場所に「うんうん分かった。じゃあ、そこに行こう」というリーダーは必要でしょうか??
そう言われてみると、リーダーという役職や高い給料をもらって、皆が行きたい場所に連れていくだけのリーダーでは、どこか物足りない気もしますし、社会で成功しているリーダーは、もっと違った角度で物事を見ていたり、斬新な発想でチームや企業を成長させているような気がします
ただ、このリーダーの富士山という提案に対して、メンバーが「うん、わかった!じゃあ、富士山に行こう」と言うとは思えないですよね??
そこで、大事になるのがマネジメントの考えです
マネジメントとは、ゴールに安心・安全・モチベーション高く辿り着くためのサポート全て
具体的に言うと、
富士山登るぞ!
がリーダーシップだとすると、マネジメントは
出発前に、どんな持ち物が必要で、どんな服装にすると良くて、食べ物はこれぐらいの物を持って行ってね
など、事細かにサポートすることを言います
さらに、マネジメントは出発前だけじゃなく
今はまだ3号目だから食事じゃなくて水分だけ。よし5合目まで来た、ここでは食事を摂ろう。周りで辛そうな仲間がいたら必ず報告してね!今は7号目だ、ゴールまであと少しよ!皆で声を掛け合いながら頑張ろう!絶対全員で頂上まで行こう!
と声を掛けるなど、ゴールに辿り着くまで事細かにサポートすることを言います
そして、頂上に着き、メンバーが初めて見る頂上からの景色に感動して、「ここまで連れてきてくれてありがとうございます」と感謝されるのがリーダーだと言います
これが、リーダーシップとマネジメントとの関係とのことです
ここまで聞くと
それがリーダーシップなの??サポートしながらチームを引っ張っていくのがリーダーっぽい気もするんだけど…
と思うかもしれません
実際、自分もそう思っていました
しかし、リーダーの役割は、あくまでゴールを指し示すことです
メンバーが「ディズニーランドに行きましょーよー」と言っても、「いや、違う!富士山に行くんだ!」とブレずに正しい方へと導くことが、最も大切なことだと言います
もう少し言うと、リーダーは管理者や中間管理職など、立場によって、求められることが微妙に変わってくるとのことです
つまり、ゴールを指し示すリーダーは父親のようなもので、きめ細やかなサポートをするマネジメントとは愛情に満ちた母親のようなものだということです
リーダーシップは管理者や中間管理職など、立場によって変わる
結論
リーダーシップは管理職や中間管理職など、立場によって細かな役割が変わってくると言います
例えば
管理職であれば、求められるリーダーシップは、先述したように、事業所や会社のゴールを指し示すことです
しかし、中間管理職が指し示すゴールとは、自分のポリシーで決めてはならず、事業所や会社が目指すゴールと繋がっていなければいけません
先ほどの富士山の話でいうなれば、組織が「富士山」と言えば、富士山に連れて行かなければなりません
例えば、組織が「富士山」と言っているのに、「俺としては、富士山というより、高尾山なんだよなぁー」と勝手に行き先を変えてはいけないということです
ここまで聞くと
現場では、富士山がしんどすぎたり、何か海が見えてきちゃったりして、ゴールを間違える可能性もあるから、現場の意見を聞くことも大切でしょ
と思う方もいると思います
その通りです
海ならまだしも、気付かぬまま沼に入り込んでいってるときには大変です
だからこそ、リーダーは、正しいゴールを見極めることが最重要だと言われています
立場によってもそうですが、正しいゴールはどこなのかをしっかりと見極めることのできるように、学び続ける必要がある、とも話します
個人的には、だからこそリーダーとマネジメントの役割が存在するのだと思います
もちろん、中間管理職や事業所長兼リーダーなど、リーダーとマネジメントの両方を求められる場合もあると思います
しかし、リーダーはゴールを見誤ってはならず、その選択には細心の注意を払わなければなりません
何より、そのためには
・収集する情報の量や関係する知識の量
・様々なことを総合して判断・決断する力
以上が必要です
そこに時間を割くためには、マネジメントはマネジメントでしっかり任せられる役割が必要で、リーダー自身は、ゴールの正しい選択のために、注力できる環境が必要不可欠なのだと、個人的に思います
管理者であれば、沼に導くのことのないように、正しくゴールを見極めたり、中間管理職であれば、メンバーが登山に苦しみ脱落せぬように、更なる上司・リーダーに報告する
そのリーダーはその情報も踏まえた上で、続行なのか、下山なのかを正しく判断する
最終的な組織のゴールとしっかり繋がりながら、それぞれが役割を理解・全うすることが重要だと思います
なので、リーダーとなった方は、まずは
・しっかりと組織のゴールを把握すること
・上司や部下としっかり繋がり、自身に必要なリーダシップとマネジメントの細かな役割を理解すること
以上から、始められると良いと思います
まとめ
リーダーとは父親、マネジメントとは母親
・具体的に言うと、そのままだったらメンバーが行ってしまう場所とは違うところに連れて行き、辿り着いた時に感謝される人のこと
・マネジメントとは、ゴールに安心・安全・モチベーション高く辿り着くためのサポート全てのこと
リーダーシップは管理者や中間管理職など、立場によって変わる
・中間管理職であれば、自分のポリシーではなく、事業所や会社が目指すものと繋がったゴールを指し示すこと
・リーダーは、正しいゴールを見極めることが最重要であり、学び続ける必要がある
リーダーとなった方・リーダとなる方が、まずすること
・組織のゴールをしっかりと把握すること
・上司や部下としっかり繋がり、自身に必要なリーダシップとマネジメントの細かな役割を理解すること
と説明しました
この記事を読んで
「リーダーとして、素敵なチームにまとめるキッカケ」
になってくれたら嬉しいです
それでは
自分次第では現場は輝く☆
~I’m proud to spend time with you~
やるぞ、やるぞ、やるぞーーー
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